以前から気になっていたフォクトレンダーのNOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mountを購入しました。
まずはX-Pro2での作例を紹介します。
X-Pro2 ×NOKTON 23mm F1.2の作例
夏祭り
NOKTON 23mm F1.2で写真を撮り始めてからまだ1週間も経っていませんが、それでもFUJIFILM純正のレンズとは違った描写傾向の実感があります。
X-Pro2で撮っているとは思えないほど解像感が高く、被写体の立体感も際立っています。
フィルムシミュレーションは基本PROVIAで絞りはF5.6以上にはしていなかったはず。
Exifに撮影条件が書き込まれていないレンズはこのレンズが初なのでブログに写真を掲載している身としては少しもどかしい気もします。
とは言え、私のようにブログを運営していない人にとってはExifの情報はどうでもいい話。
結局はアウトプットされた写真が好みかどうかということが重要なのであって、絞り値の情報なんてどうでもいいですよね。
NOKTON 23mmで撮った写真はXF35mmF1.4 RやXF16mmF1.4 R WRといった富士フイルムを代表するレンズとは全く違い、SONYのフルサイズコンパクトデジタルカメラ RX1RM2に近い描写の印象があります。
約2400万画素のAPS-Cセンサー機でありながら約4200万画素のフルサイズセンサー機に近い描写をすると考えるととんでもなく素晴らしいレンズです。
マニュアルフォーカスレンズなので4歳児の撮影には不向きなので間違いなくスナップ向きのレンズでしょう。
それでも積極的にこのレンズで撮りたいと思わされるほど素晴らしい写りをします。
時間帯から察するにこの辺りは開放F1.2で撮影していると思われます。
ピントが合っている被写体の立体感にゾクッとします。
木にピントを合わせたつもりですが合っているのかよくわからない写真もおまけで掲載。
マニュアルフォーカスは慣れないので修行の日々になりそうです。
自宅での日常
NOKTN23mm F1.2は開放で撮ると周辺減光が目立つ印象があります。
それがまたいい感じの雰囲気なので気に入っています。
暗所ではノイズが目立ちがちですがレンズというよりはセンサーの世代による影響が大きそうな気がします。
ノイズが目立つといっても拡大しなければ全く気にならないんですけどね。
とにかく何を撮っても絵になるレンズですね。
妻とランチデート
開放の独特な描写が気に入っているので基本開放で撮りがちですが、F4まで絞るとこんな感じの描写になります。
素晴らしい。
FUJIFILMのレンズでは感じたことのない感動をNOKTON 23mm F1.2では味わうことができているのでもう手放すことはできません。
電子接点非対応のX-Pro2でも十分実用できるのでフォクトレンダーのレンズが気になっている人には非常にお勧めできる一本です。
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