
なぜ心の真ん中にあの海がチラつくのだろうか。
私にとって和歌山での生活の象徴ともいえる場所があの海だった。
勝手知ったる地元に戻ったにも関わらずあの海が頭から離れないのは、わたしの心が地元よりも和歌山をふるさとと認識しているのかもしれない。




こどもの頃からわたしが憧れていた海が近い街。
豊かな自然と共に過ごした時間はかけがえのないものだったのだと、ビルと人に囲まれた地に戻って心の底から実感したのかもしれない。
あの海にはわたしの3年間が詰まっている。




早朝から波音を聴きながら1人で物思いに耽ったり



休日には家族で海遊びをしたり




仕事の息抜きで見た夕日に心を奪われたり



夜に自転車で星を眺めに来たり。
新しい生活に慣れて、少し余裕が生まれたことで過去を振り返る時間ができたのかもしれない。



20歳のわたしに会いに下関にたびたび訪れるように、これからは27歳のわたしに会いに和歌山へも訪れるようになるのだろう。
街の中にわたしはいない。
わたしの心に残り続けるのはいつだって青く広がる海だ。

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