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夏のいなかの写真【XF50mmF2 R WR作例】|Fujiで切り撮る世界 Day.18

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田舎道を走る醍醐味は知らないはずなのにどこか懐かしさを感じる景色を見つけた瞬間にあると私は思っています。

見知らぬ土地なのにどこか郷愁を感じさせられる景色は本能に刷り込まれた原風景に近い景色なのでしょうか?

目次

日本の夏

「田舎」+「踏切」+「通り雨」=「夏」という方程式が植え付けられているのでこんな風景を見ると夏が来たなとしみじみ感じます。

雲がかかっている山や田んぼの中にポツンとある民家で構成される風景は「The 日本の田舎」です。

風に靡く稲、雨に濡れて艶やかなナス、濡れてしまっては干している意味があるのか分からない玉ねぎ。

こういった自然に囲まれていると梅雨も悪いことばかりではないものだなと思います。

バケツや風呂桶に貯められた水も田舎あるあるですよね。

3枚目の写真を拡大していただけると分かりますが、異様な数のトンボが飛んでいたことがよく記憶に残っています。

それだけでなく大きめの野鳥の数も多かったです。

田んぼなのでいたとしてもカエルかタニシぐらいしかいないと思うので何を狙って集まっていたのか気になります。

さらに歩いていると紫陽花がまだ残っていたので撮影しました。

カメラで紫陽花をちゃんと撮ったのは今年初かもしれません。

ただの田舎道でも車を停めて少し歩けば普段見ることができない景色に巡り合うことができます。

写真を撮るようになるまでは素通りしていたのだと思うと勿体無い気がしてきますね。

理想の田舎の風景

カメラを片手に田舎道を散歩して車に戻った途端に大雨に見舞われました。

梅雨期に1時間ほど散策できたのは運が良かったです。

さらに幸運なことに以前たまたま通りかかったものの、写真に位置情報がなくて場所が分からなかったお気に入りスポットにも再訪することができました。

この場所は私が子供の頃に想像していた田舎のイメージがそのまま実体化したようなところですごく気に入っています。

こんな場所で夏祭りがあれば最高に日本の夏感を味わえそうでいいですよね。

わたしのいなか

理想の田舎とは異なり、私にとっての現実のいなかは雑多な印象がある街です。

私が幼少期を過ごした祖父母の家の周辺は20年前からさほど大きく変わっていません。

遊び疲れた子供には永遠に思えた急な階段を見ると、瞼の裏に当時のわたしの姿が浮かんでくるような心地になります。

知らない土地なのに郷愁を感じさせる田舎道と違い、真に郷愁を誘うわたしのいなかです。

子供の頃には少し遠いと思っていた祖父母の畑までの道を今の私が歩くとわずか15分の散歩にしかなりません。

冬に郷愁を感じる機会はあまりないので、私にとって外遊びの記憶が豊かな夏は特別な季節なのかもしれませんね。

本日の機材

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