先日からお届けしている旅ログも本日で第三弾にして最終回です。
初めてこちらの旅ログをご覧になられた方は是非最初からご覧ください。
関門トンネル人道を目指して
昨年は海響館を満喫した後は唐戸市場に戻ってお昼ご飯を調達しましたが、今回の旅では市場には戻らず関門トンネルの人道を目指してひたすら海沿いを歩くことにしました。
この道を通るのはこれで3度目ですが,写真を撮るようになってから初めて発見する気もあり新鮮で楽しかったです。
マンホールって意外とその土地オリジナルのものがあるので面白いですよね。
そのほかにも対岸のタワーをなんとなく撮ってみたり、いい感じの穴を見つけてそこから見える景色を切り取ったり。
私が今住んでいるところも海が身近ではありますが、さすがに下関ほどの絶景ではないので心が洗われます。
目に映るもの全てが新鮮なのでシャッターを押す指が止まりません。
流石に家の近所や梅田・難波は数回撮り歩いたら飽きてしまうので場所を変えるのは大事ですね。
そんな感じで目に見えるものを片っ端から撮っているとめちゃめちゃ映えそうなスポットを発見。
これは行くしかありません。
登ったり降りる度に見える景色が変わるのでなかなか楽しいスポットでした。
ですが、意外と撮影の画角には悩まされたので映え写真を撮るのは難しい。
こんな感じで寄り道をしたり写真を撮ったりしていたので時間がかかりましたが、ようやく目当ての場所まで近づくことができました。
関門橋は35mmの画角では写しきれないほど長いです。
海沿いには江戸末期あたり?の大砲のレプリカっぽいものが並んでいました。
この場は壇ノ浦なので源平合戦の時のものかと思いましたがさすがに鎌倉時代にはまだ大砲はなかったですよね。
この旅でのメインイベントの一つがこちらです。
関門海峡の海底を通る関門トンネル人道を歩いて越境しよう!という企画です。
昨年は時間の関係で海響館のあとはフェリーで門司まで移動しましたが、今年は写真が趣味なったということもあって道中を撮り歩くのも楽しいだろなということで8年ぶりぐらいに来てみました。
その前にお腹が空いていたので入り口付近にあるうどん屋さんでお腹を満たします。
このうどんに入っていた海老天がめちゃめちゃ美味しかったので人道を通る際には是非食べてみてください。
さて、少し休憩もできたのでいざ人道へ。
ながーいエレベーターで海の下へ向かいます。
久しぶりの人道にやってきました。
この道の先は九州です。
トンネルの長さは780mぐらいのようです。
定期的にこのような標識があるのでワクワクします。
そしてついにこのトンネルの見どころである福岡県と山口県の県境に到達しました。
本州と九州の県境を跨ぐことができるのはこのトンネルだけです。
門司側についてエレベーターで地上に上がると先ほどまで歩いていた道の対岸に立っている不思議な感覚。
ただひたすら歩く旅をできるのも一人旅の醍醐味ですね。
福岡県に上陸したあとはひとまず門司港へ向かいます。
その道中にあった神社?でおみくじを。
このふぐの入れ物が欲しかったというだけだったりします。
めぼしいものが見つかるまでは関門橋をさまざまなカメラで撮影して遊んでみます。
24mmの画角であれば関門橋を両岸まで移すことができるので35mmのRX1RM2以外にもカメラがあると便利ですね。
道を進んでいるとようやく門司港レトロエリアを視認することができました。
望遠鏡的な役割はハイエンドスマホで十分ですね。
vivoのフラッグシップは一つ持っていると画質面も含めて十分満足できるのでコンデジに軸を移した今でも欠かせないスマホです。
対岸の遥か遠くに見える海響館をデジタルズームでここまで捉えられたら上出来ですよね。
昨年は光学10倍ズームのGalaxy S22 Ultraを持ってきていましたが、低照度性能を含む総合力ではvivo X90 Pro+は最強です。
vivo X100 Proも気にはなっていますが、カメラに投資したいのでもう買い替えはなしかなぁ・・・。
話がそれてしまいました。
門司港を目指して歩いていると見慣れない木の実?を発見。
葉が残っている木は12月でも紅くて綺麗です。
スズメのような小さい被写体ではRX100M7の200mmでも物足りなくなってしまいますね。
こちらはこの旅でのベストショットとも言える一枚です。
おばあちゃんとめちゃめちゃ懐いている猫ちゃん。
そうこうしている間にようやく門司港レトロへ到着。
下関側からも見えていたタワーの展望台に足を運びました。
門司の街並みや遠くに見える下関を眺めながら飲む地ビールは最高です。
写真を撮るようになってとりあえず高いところに行ってみるというマインドが定着しつつあります。
お酒を飲みながら同じく一人旅に来ていたお婆ちゃんと談笑したりして40分ほど滞在。
残り時間も少なくなってきたので門司港レトロを観察に行きます。
とは言っても門司港レトロ自体は特に見るものはありません。
私の中では完全にお土産調達スポットです。
適当に気になったところを撮りつつお土産を物色して回ります。
とりあえず酒とつまみを買っていけばなんとかなる義父と違って好みがわからない義母のお土産は毎度悩ましいです。
そうこうしている間に門司港駅へ戻らなければならない時間が迫ってきたので新門司港駅へ。
RX100M7の望遠も便利ですがRX1RM2の描写力が凄すぎて自分の足で寄りたくなりますね。
門司港駅に戻ったとは送迎バスで新門司港へと移動しました。
今朝降りた「いずみ」に再び乗船して帰る旅人は何人いるのでしょうね。
楽しかった旅の時間もこれにて終了です。
今回の旅はJR下関駅からJR新門司港駅まで徒歩のみで移動したハードな旅でしたが、非常に充実した1日でした。
下関はなんどきても飽きないところなので来年もいきたいですね。
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